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海辺の記憶をたどる旅展2015

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19日に塩竈市公民館分室(杉村惇美術館)大講堂でおこなわれた、つながる湾プロジェクトによるイベントに行ってきました。
なんといってもサブタイトルが
「多ㇾ賀城」よころび おおき しろ
会場では松島湾を旅するすごろく
海底タイムカプセル
アーティストによるワークショップ
石巻日日こども新聞紙芝居
多賀城市子ども親善使節団活動報告など
盛りだくさんの内容が一同に開催
クロストーク「空間の記憶をつなぐ」では多賀城を熱く語り、盛り上がっておりました

1300年前に松島湾を望む高台に「多賀」の字を戴いた町が開かれた
「賀(よろこび)を多くして、人民を安らかに治める」
東北の中心であり、日本の先住民と朝廷の国境でもあった多賀城
西の太宰府と共にこの二つの拠点がなければ今の日本がなかったということです

実はすごい多賀城なんですね
人口密度も1300年前から現在も日本一なんだそうです
市や町で別れている現在ですが「松島湾」に面するということから
ひとつなんだという考えで、文化の交流をはかっていこうというすばらしいプロジェクト
多賀城の話題のトークが塩竈でおこなわれるという
クロスな試みも魅力でした

by cocopuru | 2015-12-20 10:08