メッセージ
昨日いらしたお客様の中に「この絵を観ていると【インドラの網】を想像します」とおっしゃってくださった方がいました。
無知な私に【インドラの網】を教えてくださったお客様。
帝釈天は世界の中心の山「須弥山」に住んでおり
その宮殿の周りには
「インドラの網」とよばれる
ネットが張られています。
そのネットの結び目には美し宝石が縫いこまれており
その宝石はお互いに写しあい
またその映しあった姿が他の宝石に映しあうという
まるで鏡の中の世界のように
無限に輝きが続いていく世界がそこにあります。
ここにある宇宙観は
すべてのものは関係しあい
お互いがお互いを映しあい
響きあい、
相似も相違も違和も混乱も
森羅万象すべてが
あらゆることがすべて必然であるという世界観を
暗示しています。
宮澤賢治の作品はじめ世界観に学んでいらっしゃるその方と談話中、涙があふれ出て止まらなくなりました。
皆様、素敵なメッセージをありがとうございます!
by cocopuru | 2017-10-22 07:46